top of page
我谷盆に魅せられて、はや十四年になります。
私の我谷盆は、丸太を板目で割り、板厚をととのえノミで刳りぬくという古来からの制作方法にこだわっている為、大きさや厚さを そろえるというのが難しく、ひとつとして同じ物がありません。
しかしそれが我谷盆本来の姿であり、魅力だと思っています。
現在、石川県の方でも製作される若い人がいなくて継承があやぶまれています。
私はこの盆の素朴さや、使い込む事によって存在感を増す生活民具としての良さを多くの人に味わってもらいたくて製作しております。
多くの方々に我谷盆の素晴らしさを感じて頂ければ幸いです。 森口 信一
bottom of page